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10年ぶりの検定試験-色彩検定2級-[2]

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勉強法について実体験をまとめてみました。
実体験なので26日間勉強法です。(6月1日~6月26日間勉強し27日に受験という流れ)

前回の記事はこちら

kfile.hatenablog.com

 

誰かの役に立つかはさておき、話のネタに記しておきます。

合格するために用意したもの

色彩検定3級公式テキスト 

色彩検定2級公式テキスト

色彩検定公式過去問題集

・新配色カード(あると便利) 

色彩検定公式過去問題集ですが、過去1年に出題された問題が乗っているので問題自体は少なく公式の過去問だけ解いてると答え覚えちゃって勉強にならないので

ヒューマンアカデミー著の「色彩検定2級問題集」を購入しました。

 この問題集、公式過去問題集より難しいのでこの過去問が解けたら合格できると思います。

2級受けるのに3級の公式テキスト、なんで必要なの

 2級の問題は3級を含んだ問題が出題されるため2級から受ける際は3級の公式テキストがあると便利です。

というのも2級公式テキストは3級の内容を端折ってます…。
「眼のしくみ」という部分はよく出題される問題ですが3級公式テキストだと目の図解が載ってます。
2級公式テキストには目の図解はなく視細胞の分布図や色視野の図など次のステップが載っているので「眼のしくみ」がイマイチ分かりませんでした。

 

時間がないときの勉強方法

1、公式テキストを読みながらヒューマンアカデミー著の
色彩検定2級問題集」を解く!

2、週末に色彩検定公式過去問題集を本番と同じ時間内で解く!

3、採点し解けない部分を炙りだす!

4、1~3を繰り返す。

最初は3級問題から初めて基礎を覚えるところから始めました。

実際の過去問の点数

基本的に200点満点中、140点が合格ラインです。

6月3日 3級過去問/夏期 113点(赤点)

6月6日 2級過去問/夏期 94点(赤点)

絶望的だろ。2級受けんのに3級で赤点だぜ?

 公式テキストを読みながらヒューマンアカデミー著の
色彩検定2級問題集」を解く!を実施。

6月13日 2級過去問/冬期 128点(赤点)

 公式テキストを読みながらヒューマンアカデミー著の
色彩検定2級問題集」を解く!採点し解けない部分を炙りだす!を実施。

6月20日 2級過去問/夏期 127点(赤点)

採点し解けない部分を炙りだす!を実施。

6月25日 2級過去問/冬期 162点(合格点)

採点し解けない部分を炙りだす!を実施。

残り1週間でようやく合格点かよ

ジャンボリー、あなた人の事言えた頭してないでしょう…

6月26日 3級過去問/冬期 146点(合格点)
6月27日 2級過去問/夏期 157点(合格点)

こんな感じで進めていました。
6月26日は基礎が出来るか確認で模擬テスト、6月27日は試験直前に模擬テスト。

結構、ギリギリまで赤点(3日間しか合格点じゃない)ですね…。

色彩検定2級公式テキストは2回通しで見るといいかも。

見た後すぐに過去問を一通り解いて分かってない部分にチェックを入れてひたすら理解するまでテキストをみたりネットで調べたりしていました。

試験当日

いろいろテキストを持っていきましたが大して読む時間もないので復習用の色彩検定2級公式テキストだけで良かったと思いました。

会場はホテルの多目的ホールで行われたのですが座席が多すぎて自分の受験番号を見つけられずめちゃくちゃ焦りましたね…

周りはいかにもデザイナー!という方からパジャマのようなファッションの方まで様々で(デザイナーって分からん生き物だな…)と感じつつ自分の席に着くころには開始20分前だったのでテキスト読む時間あまりありませんでした。

問題自体は手ごたえのある回答ができたと感じましたが周りで超早い提出者がいてペースを乱されたのは言うまでもありません。焦りは禁物。

色彩検定は現役のデザイナーの役に立つのか?

役に立つと思います!

ただ、会社でデザイナーをしていても色彩検定で出題される問題を常に使っているかと言われればそうではないです。

例えばマンションの広告を作るのにまずはラフを描いた後にカラーラフを制作し現調(ゲンチョーと言いますが正しくは現場調査)し家具の合わせ売りがある場合は内装のインテリアコーディネーターさんとお会いしたりカメラマンに使用する写真の指示をしたりもします。私が現調に言ってる間にコピーライターと3Dモデラーの方々がカラーラフを見て文章を用意したりマンションの完成予想図の見取り図を制作してくれたりと様々な知識が必要です。

実際にグラフィックデザインでカラーに触れるのはPCの前に座った時が一番活躍するでしょう。

でも色彩検定の知識があるだけでデザインのコンセプトをより強くすることができると感じました。デザインの説得力は大切だと思います。

特にコンペやコンセプトボードの制作には力を発揮しそうですね!

 

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